2月も末になると南薩摩は三寒四温を繰り返し、一歩一歩、春の足音が近づいてくるようです。 寒さ厳しい頃に種芋を伏せ込んでから20日ほど経った苗床では、フカフカの土から元気いっぱいの新芽が次々と姿を現し始めています。
契約農家の皆さんはいとおしむように細やかに水を与え、小さな雑草も見逃さず抜き取る作業を毎日続けています。 「もともとの種芋がいい芋だからこそ、いい芽が出て、いい苗が育つんだよ!」と、芽数も多く丈夫そうな苗の姿に笑みも溢れるよう。 あと15日位、桜の芽も膨らむ頃には背丈が25センチくらいに成長します。今年初の採苗(さいびょう)の日も、もう間近。
南薩摩、春の訪れです。