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ねごこち満々、春を待つ。

開聞岳が穏やかに見守る芋畑すべて農家の皆さんの手作業

北風の中、雲ひとつない青い空がどこまでも続く1月終りの南薩摩。
開聞岳の美しい姿も久しぶりにおだやかな表情です。

この時期、農家の皆さんは土作りと並行して、芋の苗床作りに取り掛かります。
初冬に種芋を貯蔵した"かいもんつぼ"(2009.12.22 Topics & News 参照)から取り出した芋は、栄養分を蓄えたフワフワの土の上に一つ、一つ丁寧にねかせます。
「まっすぐに芽吹くように考えていかんと、大きくて丈夫な苗が育たんのよ」と、一列に5個、空いたスペースには小さめの芋を手早くそっと置いて、クワで土をふとんのように優しく被せてやります。 発芽するまでは約20日。

2月末ごろ、土の中から元気なかわいらしい芽がのぞくことでしょう。