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南薩摩からの「伝統的酒造り」の発信~2025年3月29日(土)記念イベント実施!

薩摩酒造株式会社(代表取締役社長:吉元義久、本社:鹿児島県枕崎市)は、2024125日にユネスコ(国連教育科学文化機関)の政府間委員会が、日本酒や焼酎、泡盛といった日本の「伝統的酒造り」を無形文化遺産に登録することを決定したことを記念し、「南薩摩からの『伝統的酒造り』」と題し、記念イベントを実施することを決定いたしました。

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今回登録された『伝統的酒造り』とは、杜氏・蔵人達がこうじ菌を用い、長年の経験に基づき築き上げてきた酒造り技術のことで、その技術は500年以上前に確立したと言われています。日本各地の気候風土に応じて発展し、日本酒、焼酎、泡盛、みりん等の製造に受け継がれてきました。

 こうした技術で製造される酒は、儀式や祭礼行事などにも使われ、日本文化において不可欠な役割を果たしてきました。

 弊社ではこの決定を受け、1978年に制作した映画「杜氏たちの春」の上映、鹿児島大学客員教授の鮫島吉廣氏による講演、また黒瀬杜氏の技を継承した現在の杜氏によるトークセッション、年代ものの焼酎のきき酒体験を通して、焼酎の歴史や造りについて知っていただくイベントを企画しております。

ユネスコ無形文化遺産登録を受けました『伝統的酒造り』を発信することで、鹿児島県から全国へ、また国内から世界へ広く「焼酎」という文化を知っていただく機会にしてまいりたいと思います。

薩摩酒造は、これまで伝統技術と薩摩に伝わる焼酎文化を守り続けてまいりました。今後も技術力を磨きながら、鹿児島から全国、日本から世界へ焼酎文化のさらなる発信に努めてまいります。