令和6年6月9日
株式会社ソラシドエア
代表取締役社長 髙 橋 宏 輔
薩摩酒造株式会社
代表取締役社長 本 坊 愛一郎
一般社団法人地域商社推進機構
代表理事 下 竹 重 則
枕崎市
市 長 前 田 祝 成
ソラシドエア、薩摩酒造、地域商社推進機構、枕崎市の4者が地域価値向上に関する包括連携協定を締結
株式会社ソラシドエア、薩摩酒造株式会社、一般社団法人地域商社推進機構及び枕崎市の4者は、それぞれが有する人的・物的資源を活用し、関係人口の創出、地域価値の向上及び地域課題の解決を図ることを目的とした包括連携協定を締結しました。
災害の激甚化、人口減少、温暖化などさまざまな社会課題が顕在化している昨今において、SDGsに代表される持続可能な社会の実現は重要性を増しています。この度、4者で枕崎市にある耕作放棄地を開墾、耕し、さつまいもを育て、焼酎づくりを行います。その過程を発信、及びイベント化し市内外の方を巻き込み、関係人口の創出を図ります。また地域特産品としての焼酎をたくさんの方々に知っていただくべく、ワークショップ等を通じ焼酎文化を広げる取り組みも行います。
【連携事項】
⑴ 耕作放棄地の活用をはじめ、自然環境に配慮した持続可能な社会の実現に向けた活動に関すること。
⑵ 地元特産品の開発を軸に、開発過程の継続的な情報発信による地域のPRや地域イベントの実施による関係人口の創出に関すること。
⑶ その他、地域価値の向上、地域課題の解決に関すること。
(協定式の様子) (耕作放棄地の草刈りの様子)
※左から ㈱ソラシドエア 代表取締役社長 髙橋 宏輔、
薩摩酒造㈱ 代表取締役社長 本坊 愛一郎、
(一社)地域商社推進機構 代表理事 下竹 重則、
枕崎市 市長 前田 祝成
【本協定に基づく取り組みイメージ】
【今後の取り組み ※現時点の予定】
2024年6月:協定式、耕作放棄地の開墾
2024年9月:焼酎ワークショップの開始
2025年4月:さつまいもの植え付け
2025年8月:さつまいもの収穫
2025年9月:焼酎づくり
2026年 春 :販売開始
【各者の概要】
・株式会社ソラシドエア
本社を宮崎県宮崎市に構え「九州・沖縄の翼」として主に羽田・沖縄と九州を結ぶ14路線を展開し、鹿児島空港からは東京(羽田)・沖縄(那覇)・名古屋(中部)の3路線に就航しています。
ブランドプロミス"空から笑顔の種をまく。"のもと、安全安心で快適な空の旅の提供に努めています。また、九州・沖縄のヒト・コト・モノをつなぐ地域振興プロジェクト「"九州・沖縄プロモーター"つなが りは無限大」などに取り組んでいます。
ソラシドエア: https://www.solaseedair.jp/
・薩摩酒造株式会社
1936年の創業以来、枕崎に根ざした企業として地元を大切にしながら本格焼酎の製造を行っております。「モノづくりの可能性に「挑戦」し続け、人びとに幸せな笑顔をお届けする」を企業理念としています。お客様に幸せな笑顔をお届け出来るよう、日々真摯な焼酎造りに励んでいます。
薩摩酒造株式会社:https://www.satsuma.co.jp/
・一般社団法人地域商社推進機構
2020年4月に設立された地域商社まくらざきは、現在「地域商社推進機構」として商号を変更しました。「NEXT Challenge」というビジョンのもと、自らが先頭に立ち地域課題に挑戦することで、地域の未来を形作る懸け橋となることを目指しています。地域には多様な課題が存在しますが、これらは隠された宝のようなものかもしれません。私たちはこの宝を磨き上げ、地域と共に共創していきます。
地域商社推進機構:https://makurazaki-time.jp
・枕崎市
枕崎市は、薩摩半島の南西端に位置する南薩摩地域の中核都市であり、単独漁港としては全国初の開港 指定を受けた有数の港町です。水産加工業・漁業が基幹産業となっており、鰹節生産量は日本一です。 農業も盛んに行われており、活力ある地場産業を中心に発展してきました。
観光資源としては、本土最南端を走るJR指宿枕崎線の始発・終着駅「枕崎駅」、昔ながらの本 格焼酎づくりの技を現在に伝える「薩摩酒造 明治蔵」、新鮮な海産物や地元の特産品が並ぶ「枕崎 お魚センター」、薩摩半島随一の雄大な景観を誇る「火之神公園」などが挙げられます。
枕崎市:https://www.city.makurazaki.lg.jp/