自然の恵みを、いただく。
夏の日差しが眩しい南薩摩のサツマ芋畑。
2ヶ月半ぶりに訪ねてみた。
海からの風が吹く中、初挑戦して植えた芋苗も大きく成長して、見渡せば深緑の豊かな葉が畝をたっぷりと覆っている。
水はけのいいシラス台地は、サツマ芋栽培には最高のストロングポイント。味が濃くて、力強いサツマ芋ができるわけだ。
サツマ芋農家の俵積田宗義さんは、
「梅雨明けの今の時期は、お天道様が一番の栄養をサツマ芋にくれるんだよね。うちらは芋畑の草取りと、あとは昼寝してるかな~」と
これからの収穫期に備えてジョークも飛ぶ。
自然と人の役割がそれぞれにあって「おひさまにお任せします。」ってところだろう。
南薩摩のおおらかな風土との協調(ハーモニー)が輝く恵みを生み、
おいしい芋焼酎となるのだ。
サツマ芋と協調するものといえば・・・
紫芋で作ったオリジナル芋ビールを飲んでみた。
イギリスのPUBなどでパイントグラスのビールをゴクゴク!と飲み干すような、コクのある深いうまさに驚いた。
ハーブとスパイスの利いた魚料理と、見事な“協奏曲”を奏でている。
ブラックとゴールドもあるようで、次回の楽しみにとっておこう。
収穫の季節が、いよいよ始まる。